馬は古来より神様の乗り物であると考えられてきました。そのため、歴代の天皇は祈願の際に、生きた馬を神馬(しんめ)として神社に奉納していました。しかし平安時代から時折、本物の馬に代わり馬の絵を描いた板が奉納されるようになります。この絵の描かれた板こそが今日の絵馬の原型であると考えられています。現代では、絵馬の絵柄や形が多様化し、様々な絵馬を見ることができるようになりました。
荻生の神社にも馬の他、馬に関連した絵馬、武士の戦い、五穀豊穣を祈って、などの絵馬絵馬が見られます。
【絵馬のある神社】八幡社・日枝社・日吉神社・神明社(長屋)・神明宮
壇ノ浦の戦(八幡社蔵)
曽我兄弟仇討ち(日枝社蔵)
黒駒之図(日吉神社蔵)
黒駒之図(日吉神社蔵)
巴御前之図(日吉神社蔵)
西南の役之図(日吉神社蔵)
黒駒之図(日吉神社蔵)
白馬之図(日吉神社蔵)
川中島の戦(神明宮蔵)